虚構世界で朝食を

Breakfast at fiction world

2018-01-01から1年間の記事一覧

文学書生kazumaのもの書きベストバイ(2017-2018シーズン)

こんばんは、kazumaです。2018年もいよいよ暮れようとしてきましたね。 今年は何があったかなあと振り返るとき、身に起きた出来事を振り返るひともいれば、何気なく見た景色の一コマを思い出したりするひともいるでしょう。kazumaとしては、今年は執筆と生活…

原点回帰

kazumaです。久々にブログに戻ってきました。思うところもありまして。今日は、少し早いですが今年度の振り返りと、未来の創作活動について、考えをまとめつつ、お話しします。 思えば今年は、継続して執筆する環境を整える為の一年だったように思います。創…

活動予定

こんばんは、kazumaです。今日は、近況と今後の活動予定についてお話ししておきます(何だかバンドマンみたいだ笑)。 その前にひとつお詫びを。前回の記事は、思っていたことをそのまま文章で書き殴りました。私には自分の中に溜まったものを言葉にして吐き…

道化師の文学

kazumaです。戻ってきました。インターネットとテキストの海に。この夏は欠落したものを埋めるピースを探していました。結果的に掌に残ったのはただの言葉の砂塵と欠落を抱えたままの凡庸な存在でした。何十回やっても夏は掴まえられませんでした。人間より…

夢と七夕

お久しぶりです、kazumaです。潜ってました。文章の海に。 7月6日まで原稿執筆の為に、ブログから席を外しておりましたが(Twitterでは度々出没が確認されていたようです笑)、短編の雛形が、ひとつ出来上がりました。ただ、書き終えたとは到底云えないので…

7月6日まで、短編小説の制作期間に入ります。

今日は取り急ぎ、ご報告まで。【お知らせ】 7月6日まで、短編小説の制作に集中的に取り組む期間とします。文学学校の課題提出期限が差し迫っていて、ブログに手が入れられない状態が続いていまして。中々にハードな日々です。『ティファニーで朝食を 読解vol…

T・カポーティ ティファニーで朝食を 読解vol.1

以前の記事で、好きな文学作品の研究がしたい、と書いた。新年の目標にも掲げていた。ある人に教わったことだけれど、ブログに好きな作品についての文章を纏めると、作品の理解に役立つとアドバイスを貰っていた。作り手としての目線から見ることで、執筆に…

やりたいことリスト

ブログを始めてから約一年が経つ。年始に掲げた目標も達成・継続できていないものが多い。そろそろ六月に突入するので、折り返し地点と云うことで、再度やることを確認するために書く。以下、やりたいことリストの備忘録。 <小説のタスク> ・三十枚程度の…

未来の出口

これまでのことを少し振り返る。五月に入ってから、自分が先送りにしてきた問題が、一度に現れて随分と参っていた。これからの仕事のこと、家族との関係、書いた小説のこと、ひととの関わり……。会う人、会う人に、あまり思い詰めるな、お前は堅苦しく考え過…

先が見えなくとも、賽を振る。

今日は取り留めも無く書きたい。何となくそんな気分だった。 三月の春から新しいことを色々やった。古本関係の仕事の兼業、他所の執筆グループへの参加、自前の執筆グループの立ち上げ、一箱古本市の出店、文学学校への参加……と、ここ二ヶ月で次から次へとka…

物語の林檎

こんばんは、kazumaです。今日は近況報告ということでブログを書きます。ここ数週間、身辺の環境が色々と目まぐるしく変わっていきました。中々、記事を書くことが出来ていなくて、この辺りで自分のことを含めて整理し、総括しておきたい、と考えていました。…

執筆グループ『空閑』の件につきまして

三月に立ち上げた執筆グループ『空閑』について、お話しておきます。私が執筆グループから降りることについて、グループ内で簡潔な説明はしましたが、経緯や理由がよく呑み込めない、という方が内外にいらっしゃるかと思いますので、グループから去る前に、…

春の鴉

四月になった。これで二十余回の春が来たことになるけれど、未だに人生に春が来た試しはない。いつも桜が散っていくのを他人事みたいに見つめていた。公園を横切ると楽しそうに宴会で騒いでいる人たちを見ながら自分には一生縁がないだろうなと思いながら素…

オンライン執筆グループ、『空閑』がスタートしました。

こんばんは、kazumaです。新潮新人賞の原稿執筆の為に、長いこと潜っておりましたが、目処が付きましたので、ブログに戻って参りました。今日は、前回の記事でお伝えした執筆グループについてのご報告です。 二週間ほど前から募集を行っている、オンライン上…

近々、オンライン上で執筆グループを立ち上げます。

こんばんは、kazumaです。今日はお伝えしたいことがありまして、記事を書いています。表題の通り、オンライン上で執筆グループを立ち上げたいと思っています。これはずっと昔から暖めていたことで、中々実現出来なかったのですが、案ずるより産むが易し、と…

『展望』

時々、ひとりで文章をせっせと書き続けていると、もがいても足掻いても前に進むことの出来ない沼地に、露とも知らぬ間に足を踏み入れてしまっているのではないか、と思うことがある。沼の向こう側には見惚れるほど綺麗な水の流れる沢があって、そこばかりに…

『純文学って何だろう』

つい先日、執筆会なるものに参加する機会がありました。それぞれが書くジャンルは異なるのですが、創作活動をしている方が集まって、作品を作ったり、合間にお話をしたりする会です。私は飛び入りのような形で入ったので、簡単な自己紹介をする必要がありま…

読書録:『書店主フィクリーのものがたり』

今日は読書録を綴ろうと思う。前からやってみたいとは思っていて、その割には後回しにしてやらなかった。こういうものはタイミングの問題で、やりたいと思った時が、はじめる時なのだ。人生において何かが起こるのは(善いことも、悪いことも)、大抵は時機…

誕生日

今日は誕生日だった。過去形で書くと既に過ぎ去ったことか、忘れていたことのように映るが、何故か最初に思いついた一文がこれだったので、そのまま書き始めた。 朝はTwitterのフォロワーさんのお祝いの言葉で目醒めた。何だか現代的な誕生日のはじまりだけ…

現在地

約十日ぶりの更新。大まかに、週に一度くらいのペースではてなブログの記事を書いていけたらとは思っているけれど、時々色んなものを抛り出したくなる時があって、結局はマイペースに進めるのが丁度よいのだと思っています。 kazumaがネット上から離れている…

答えを知っている人間は誰もいない

ここのところ、中々思い通りにいかないことがあまりに多く、行き詰まっていた。何故だろう、といつも後ろを向きながら歩いている。何故、という問いは未来に向かって発することは出来ない。それは常に過去の事物を問題とするからだ。私は頭の中のどの部分を…

現状と展望

いまの自分の状況と頭の中身を整理したいので、書く。読むひとにとっては、kazumaの近況報告と受け取ってもらって構わない。一応、死なない程度には、生きている。近頃はいつもそんな感じだ。取り敢えず、生活が出来て、本が読めて、小説が書ければ、特に何…

新年と小説の目標

皆さん、明けましておめでとうございます。kazumaです。年が明けて三が日が終わり、いよいよ新しい年が始まっていきます。 お正月は何だかあっという間に過ぎていきました。一年の計は元旦にあり、という言葉がありますが、私は目標をようやく今日立てたとこ…